「人はなりたいものになれる」…
「僕は9人も殺した」「人殺しだ」…
「お前は9人の命を奪った。ならば一生をかけて10人の命を救うんだ。」「いいな、未来はそのためにある」

「風にたつライオン」観てきました。
さだまさしさんがこの曲を発表したのは1987年。
ちょうどバブルに向かっていく真っ最中。しかし、この曲の元になったお医者さんとの出会いは、そのさらに15年前とのこと。
曲にするまでに15年。その後小説にするまでの時間が経ち、そして映画にと。

映画では、曲にあるようなアフリカの雄大な景色が出てくることはありません。
舞台は国境近くの戦傷病院。そして、長崎の島の診療所。

傷が治ってもまた、少年兵としてかり出されていく子どもたち…。
戦闘シーンの爆発音の大きさに何度もドキッとしました。
でも、それは、「この先」を見失いがちな自分と重なっていました。
「未来…」「夢…」「希望…」

映画館を出た後、ずっと考えてしまいました。
「未来はなんのためにあるんだろう?」と…。

日々、ジョブコーチとして接している障がいのある人たちとの会話が重なってきます。
「どうしてこんなに苦しまないといけないんですか?」
「保険証返します。生活保護に戻ります」
それに対して、たじろいでしまう自分がいるのも紛れもない事実です。

主人公が夜中や明け方、外に出て「頑張れーっ!!」と叫ぶシーンがあります。
「頑張れ、って人に言う言葉じゃなく、あれは、自分に向かって言ってる…」
自分自身の生き方が問われます。

 

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