一度口に出してしまった言葉はなかったことにはできない。
相手がどう受け止めたかは勿論大切だけれど、それ以上に自分の心はごまかせない。
うまく伝えられない自分に落ち込む。
受け止める相手の問題もないではないが、それも含めた上でのこちらの伝える力のたりなさ。
最近も、明らかに自分の感情で間違った対応をし、間違った言葉を発し、深く相手を傷つけた。
いくら、そんな言動をした自分の理由を説明しようとしても後の祭り。
「次」「続き」を自分が壊し、断ち切ってしまった。
そうした理由をあれこれ考えれば考えるほど、それは自分の心に嘘を重ねていくことになる。
自分が悪かったのだ、ただそれだけなのだ。
あのとき、こうすべきだった。
あのとき、こう伝えるべきだった。
ようやく、そんな風に自分の言動を振り返ることができるようになった。
時間がかかり、引きずってきた。
自分の気持ちは整理をつけられた。
でも、今は多分、届かないだろうなぁ、と思いつつも、決してうやむやにしてはいけないこと。
自分が悪い、ということをしっかりと心に刻んで、後は、しっかりと謝ること。
まず、そこがなければ、「次」は生まれない。
このままになってしまうかもしれないが、それは、仕方がないこと。
同じ事はしない、と思い続けるしかない。