2023年の終わりに

ジョブコーチ

今年も残すところ、後数時間。という書き出しで毎年大晦日を過ごすのは、2008年にブログを公開して以来の恒例になってしまっている。
去年はこんなこと書いてた。

今年は更にYouTubeでも配信したりして。(笑)

何なんだろう?
今までもずっと、ジョブコーチの事を考えてきましたが、今年は、より深く考える機会が多くった。
いや、今まで曖昧にしてきたことや、感覚で済ませてきたことを、しっかりと「言語化」しないといけないと思うようになった一年だった。

今月12月26日に行われた「第11回職場適応援助者の育成・確保に関する作業部会」では、上級ジョブコーチ、資格化についての論議が行われているが、特に「資格化」について以下のように触れられている。

○ 資格化の前提として、以下の課題があると考えられる。
① その能力が専門的であり、かつ企業横断的・業界標準的な普遍性を有するものであること
客観的な能力評価が可能であること
③ 職種・職業として社会的に認知されており、その能力を有する人材に対する社会的な需要が大きいこと又は増大していること
④ 地域に限定されることなく全国的に相当数存在すること
⑤ 一般的に人材育成を担う業界団体、事業主団体等が存在すること

客観的な能力をどう評価すれば良いのか?
能力の専門性とは? どう担保していくのか?

等々、ずっと「資格化」という言葉を口にはしてきたが、その具体化のハードルを改めて突きつけられている。
後、何年、ジョブコーチとして現場に立ち続けられるだろうか? そんなことを毎年のように考えるようになってきている中、「ジョブコーチとは何か?」という答えを自分の言葉で、しっかりとまとめることが大切なんだと痛感している。

もっともっと伝えていかなければ、とも。

来年一年も、今年と同じようにあっという間に過ぎていくんだろうなあ、と思う。
体力、気力の続く限り、駆け抜けていきたいと思う。

今年一年、関わってくださったすべての人へ、感謝を込めて……。
2023年12月31日

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