今月28日の水曜日、静岡県議会雇用特別委員会に参考人として出席します。
内容としては、
1)ジョブコーチの養成等の現状と課題
2)県に期待する役割
ということについて、30分ほどでの説明とその後30分の質疑という時間配分です。
今月初め(?)に議会事務局よりいきなり電話があり、まさに晴天の霹靂。
今年度、静岡県議会では、「富士山特別委員会」「海外渡航地交流促進特別委員会」「新型インフルエンザ対策特別委員会」そして「障害者雇用促進特別委員会」の4つの特別委員会が設置されています。
…と言っても、この話があってから、県議会のHPを開いて初めて知った次第ですが。(汗)
これまでに3回の委員会を行い、9月の九州への視察を経て、「参考人招致」が今回、4回目の委員会で「有識者、企業、教員、本人、家族」等から一日かけて意見を聞くというのです。
そして、残りの2回で、委員会としての意見をまとめるというのです。
何度も「自分で良いんですか?」と確認しました。
とてもプレッシャーがあります。
「ジョブコーチ」制度や最近の「現場支援者」のあり方には、たくさん思うことがあります。
しかし、自分の思っていること、考えていることは、独りよがりであったりはしていないか?
その点をしっかりと検証しないといけないと思っています。
ちょうど、職業リハビリテーション学会の学会誌が「職業リハビリテーションにおける人材育成」をとりあげられていて、じっくりと読んだり、「障害者の一般就労を支える人材の育成のあり方に関する研究会」の報告書も改めて読み直してみたりしています。
また、あちらこちらに電話をしたりして、色々な情報を仕入れたり、自分の考えを聞いてもらったり…。
人に関わる仕事の恐ろしさは自分自身、イヤと言うほど味わってきています。
とても厳しい仕事であると思います。
大学一年生の時。哲学者の真下真一さんの講演会の話を思い出します。
「教育とは、生徒と教師の魂と魂の刻み合いです」
人と関わる、人を育てる…、本当に難しい事だと思います。
けれども、とても素晴らしいことでもあると思います。
明日の日曜日、事務所にこもってゆっくりとまとめます。
…その日の午後は、静岡障害者職業センターのフォーラムがあり、こちらにもシンンポジストとして出席するという、とってもシビアな一日になりそうです。
(;^_^A アセアセ…