8月30日、31日と熊本で行われた職業リハビリテーション大会に参加してきました。
今回で第40回を数える学会。「学会」「研究会」などとは自分は縁がないと思っていたのですが、参加するたびに刺激を受ける幅が広く、深くなっていくような気がします。
30日午前の「研修基礎講座」は障害者職業総合センターの相澤欽一氏による「精神障害者の就労支援」。現場で色々と直面していることなど、非常にすっきりと整理することができました。2時間の話があっという間に終わってしまいました。
また、第40回大会記念シンポジウムの「職業リハビリテーション学会の歴史・役割・展望」。
この学会に入って日の浅い自分にとっては、知らないことばかり!40年前、自分はまだ中学生。その頃からずっと続いていた歴史の重さを感じます。
31日は口頭発表、ポスター発表。
これまた、あれもこれも聞いてみたい、と目移りしてしまいます。
…自分の発表のできはさておき…。(汗)
そして、課題別ワークショップは「地域で就労支援を担う人材育成の課題」に参加。
非常に興味深い話でもありました。同時に、ジョブコーチの制度も今一度、しっかりと見直さないといけないと痛感しました。
この二日間、色々な人たちとの交流が、より時間を濃密なものにしてくれます。
現場での実践にとかく埋もれてしまいがちになる自分を、より客観的にみることができたことと、もっともっと勉強しなくては! とたくさんの刺激を受けたことで、とても元気になりました。
学会終了後、立ち寄った熊本城。
その姿にまた、心が洗われました。
口頭発表論文:「第1号認定法人の現状と課題」(pdf 277KB)