3日間に及ぶ作業所分析が今回も「何とか」終えることができました。
昨年から、これで和歌山県の作業所に入るのが7ヶ所目。それぞれの所で、それぞれの歴史、生活があり、その重みの前に、我々が何ができるのだろう? といつもとても大きなプレッシャーを受けながらの訪問です。
今回の作業所は、先の和歌山県での「就労支援者スキルアップ研修」の全体研修に4名。地域研修には、施設長さんと指導員の方二人が参加していました。
ですから、今までの作業所と違い、研修で私たちが喋ったことも十分承知の上での受け入れ。研修で顔なじみになっていたので、いつものような、見ず知らずの所に入っていく、「全くのアウェイ状態」とは異なり、安心感はあったものの、逆の意味でものすごいプレッシャーがありました。
二日半にわたり、利用者の方と話しをし、職員の方のお話しを聞き、そして作業を見て、私たちなりに感じたことを伝えてきました。
今、まさに新体系に移行するために動き出しているところで、様々な悩み、課題を抱えていることがよくわかります。そして、一般就労しようにも、駅前には「テナント募集中」の貼り紙が目立つ地域。大きな産業もあるわけではなく……。
私たちの言葉は少しは役に立ったのだろうか……。
ホッとする気持ちと「発した言葉の重さ」を胸に浜松に戻ってきます。