11日金曜日、6日間に及ぶ和歌山県でのジョブコーチ養成研修が終了した。
受講生40名のうち、半分が和歌山県内、半分が県外という割合だった。
大きなトラブルもなく、また、一人の脱落者を出すこともなく研修を終了できたことが何よりもうれしく思う。
毎回思うことだが、我々主催者にしてみれば、反省点を次ぎに生かし、より充実した研修にしていくということは可能だが、受講生にしてみれば、「次ぎ」はない。
一発勝負の厳しさを、毎回痛感する。
また、他府県からの参加者にしてみれば、何かあったとき、相談したいと思っても、そばに一緒に研修に参加した誰かがいるわけでもなく、その土地、その地域でのつながりの中での活動になっていく。
勿論、たった6日間の研修ですべてが理解できるわけもなく、むしろ、ここからがスタートになっていく。
この先、就労支援者、ジョブコーチとしての指針、方向性を見つけていってもらえたらと思う。
基本的な理念、立ち返るべき原点をしっかりと持つことこそ、現場で直面する様々な課題、ともするとへこんでしまいそうな問題にも、立ち向かっていけるのだと思う。
修了生と一緒に現場支援に関われたら! といつもそんな思いで研修を振り返る。
…と余韻に浸る間もなく、今度は3月のジョブコーチ養成研修。
今回は、1号24名、2号16名、3対2 という割合。
さてさて、どんな雰囲気の研修になることだろう?