10月23日(土)から25日(月)にかけて、千葉県で第10回全国障害者スポーツ大会が開催される。
昨年は行かなかったが、今年もサウンドテーブルテニス(視覚障がい者卓球)の浜松市コーチとして参加することになったのだが、実は、今日明日と、静岡県、静岡市、浜松市の選手団の合同合宿が行われているのだ。
本当なら、選手と一緒に参加しないといけないのだが…。
全国障害者スポーツ大会には、陸上、卓球のコーチとして今までの静岡、埼玉、兵庫、秋田、大分に参加し、今回の千葉で6回目の参加になる。
特にサウンドテーブルテニスは参加選手の枠も少なく、選手、コーチが1名ずつ、ということが多い。
今回、参加する浜松市の選手も、初めての全国大会への参加。
選手決定の際にも、「おさむさん、コーチとして一緒にお願いします」と言われていた。
勿論、自分もそのつもりで今年は全国大会の日程は空けていた。
しかし、今日、明日の強化合宿の日程は、くらしえん・しごとえんの総会を入れていたり、他の予定がずっと前から入ってしまっており、参加できなかった。
合宿では、静岡県のサウンドテーブルテニスの選手、コーチに連絡をして、困ることはないようにお願いはしておいた…。
けれど、初参加の選手にとっては、どれほど心細い事だろう?
そう思うと、申し訳ないという気持ちで一杯になる。
数年前までは、視覚障がい者の伴走やサウンドテーブルテニスなど、時間があれば一緒になってやっていた。
それが、いつのまにか、走ることもしなくなり、練習にも顔を出せなくなり…。
かつて、障害者スポーツとジョブコーチなどは50対50、いや、障害者スポーツの方が比重は高かったように思う。
それが、いつしか、10対90…、1対99くらいの割合になってしまっている。
一緒にスポーツをすることが自分にとって、とても大切だったのに…。
「仕事と余暇、この二つが大事なんです」と、色々な講義で話しをしている自分がイヤになってしまう。
でもこれは意識の問題。
時間は作らなければ、生まれてこない。
10月の全国大会に向け、コーチとしてもしっかり頑張らなければ……。