昨日は、兵庫県の三木精愛園を訪問。
そして、今日は滋賀県の社会就労支援事業振興センターの研修会。
そんな二日間だった。
「就業・生活支援センター」のことを「・(なかぽつ)」と呼ぶのが「全国共通語」だと思っていたのだが、そうではなかった。
兵庫県の三木精愛園の1号ジョブコーチのMさんは「しゅうぽつ、しゅうぽつ」と繰り返していた。
「え、それって何ですか? 三木市の独自のものですか?」とおそるおそる聞いてみた…。
「え?」と森さんは怪訝そうな顔をした。
「もしかして、『就業・生活支援センター』のことですか?」と。
「そうそう。そうです」と森さん
この仕事に関わり始めたとき、わからない言葉だらけだった。
それが、今では、いっぱしに色々な行政用語も使って、話をするようになってきたりもする。
知らないことがあっても、歳をとるとなかなか「知らない」と素直に言えない自分がいる。
相手の言葉がわからなくても、何となく「うんうん」とうなずいていたり…。
いかんなぁ、と。
今日、お邪魔した滋賀県では、「就業・生活支援センター」の滋賀県版に、「働き暮らし応援センター」というものがある。
略して「はたくら」と呼んでいるそうだ。
呼び方の話だけではない。
言葉の端々にその地域の思いや、その土地に流れる人々の歴史が込められている…。
色々な方とお会いして、そんなことを思った。
同時に、「え? それ、何ですか?」が次から次へと口をついて出たこの二日間は、とても楽しいものだった。