ごめん…

 ことある毎に否定され、反省を求められ……。
 そんな毎日が続く中、君はどんな気持ちになっていたんだろう?

 ノートにつづられた「注意されたことがら」。
 君はどんな思いで、そのノートに「反省事項」を書きつづっていたんだろう?

 イヤなことがあっても、つらいことがあっても、上手く表現できずに、じっと我慢して、ただ立ちすくんでしまう君……

「もう仕事にいきたくない。やめたい」
 やっとの思いで口にした言葉。

 気がつくのが遅すぎた……。
 無理をさせすぎた……。

 否定的な言葉ばかりが君の心に刻み込まれてしまった。
 後悔ばかりが浮かんでくる。

 仕事、頑張ってきたよね。
 でも、つらい言葉を次々と浴びせかけられる場所にいる必要はないから。
 心を傷つけられてまで、働かなくても良いんだから……。

 ごめんなさい。
 気がつかなくて……。
 
  

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