特別講義

 今日は、午後から静岡県の作業所連合会、西部地区総会で1時間ほど就労支援に関する話をしてくる。
 人前で話をする以上、きちっと準備をするし、非常に緊張する。
「話をすることは苦ではない」ということと、緊張することは、全く別の話。

 そして、来週29日(水)には、地元の聖隷クリストファー大学で、リハビリテーション学部作業療法学専攻の3年生に対し、「特別講義」という形で授業をしてくる。(汗)

 学生時代の日記を引っ張り出して、読み返してみると赤面することだらけ。

 本当に生意気なことばっかり書いてある。

 コブクロの歌の中に「待夢磨心~タイムマシン~」という曲があるが、「あの頃、あのときの自分」に向かうような気持ちで、ドキドキしている。

 やはり、若いということは良い!

「反抗は、若者の権利ではない、義務だ」と言ったのは、むのたけじ。

「若者に無限の可能性があるのなんてのは、嘘だ。これから先、君たちは一つ一つの可能性を打ち消していくんだ」
 そう話してくれた、大学時代の教官もこの3月で退職したという。

 昔、昔、「研究事業」なるものがあって、板書計画(ふる~、わからないだろうなぁ)とか、事業の指導案なんてのを、何度も何度も書き直したこともあった。

 色々な所から、講師を頼まれることも増えてきた。

 これは、僕にとって、とっても勉強になる。

 自分の考えを整理するために、非常に重要であるだけでなく、色々な立場の人たちに話しかけることによって、「共感できる部分」と、立場の違いからくる「相容れない部分」を見定めることができるからだ。

 さて、僕の「講義」。
 水野に言わせると、僕の話は「講義」というよりも「授業」という色彩が強いと。

 そうだろうなぁ。
 自分のベースには、興味関心がないとすぐにそっぽを向いて、寝たり、好き勝手なことをする奴ら(笑)をどうやって、こっちに向かせるか! それが勝負だったから。
 そして、いつも生徒達の表情、反応、顔色を見ながら、1時間という時間を持たせていたのだから。

 よく言えば、臨機応変。
 悪く言えば、いきあたりばったり。

 時には、家出した生徒を一晩中捜し回り、一睡もせず、なんの準備もせずに授業に臨んだこともあったりした。
「今日はこの時間を使って、みんなに話をしたいと思います」
 そういって、50分間、喋りまくったり…。(汗)

 29日。

 あの頃の自分に向かうような楽しみ。
 そして、「久しぶりの授業」へのドキドキ感。

 こうした機会を与えられたことに、感謝の思いで一杯になる。
 だからこそ、その時間を大切にしなくては! と…。

 さてさて、今から「授業の準備」です。
 (^^) (お)

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