学ぶこと

 やはり、その道の専門の人達は違う。

 昨日は日頃からおつきあいのある「コミュニケーションサポートセンターふくふく」の代表である、Nさんの所にお邪魔して、この間の自閉傾向の強いAさんの支援について、アドバイスをしてもらった。
 そして、今日は静岡県自閉症協会の勉強会に参加して、横浜やまびこの里の竹内勉氏の講演を聴いてきた。

 我々がジョブコーチとして日々現場での支援の中で、何となくつかんでいることや、漠然と感じていることを、端的な言葉で表してくれる。

「餅は餅屋」とはよく言ったもので、それだけ経験が豊富で、色々なケースに直面しているからだろうけれど、言葉に「深みと重み」がある。

 昨日、今日と、話を聞きながら自分たちの考えが整理されていくことを感じた。
「学ぶことの楽しさ」とでも言うべきか、考えるヒントもたくさんもらえたし、自分たちのやってきたことを確認することができた。

 こういう人たちを「専門家」と言うのだろう。

 はてさて、我々は「何の」専門家?
「ジョブコーチの専門家」というにはまだまだ未熟だと思うことばかり。
 試行錯誤の連続…。
 不勉強を痛感することもしばしば…。

 この間、特に興味をもって色々と学び始めていることは「SWOT分析」「5S」「QC活動」といった企業の活動。
 企業に学ぶことがたくさんある、ということをこの間、強く実感している。

 いずれにしても、「もっともっと学ばなくては」と思うし、また、学ぶことが楽しく思える今日この頃…。

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