三重県立特別支援学校 西日野にじ学園の「進路講演会」に招かれ、話をさせてもらった。
この講演会は、四日市市就業・生活支援センター「プラウ」とにじ学園の共催で行われたもので、特例子会社の三重電気フロンティアの中川さんと水野、そして僕の3人で、保護者向けと支援者向けにそれぞれ話をするという形式だった。
最初に中川さんのほうから、「働くために必要な力とは」というテーマで、「家庭・親がもっとしっかりと!」という話をする。
次に水野が、「そうは言っても障害者を産んだ母親の思いは…」と続ける。
そして、最後に僕の方で、就労現場での様々な実例を元に、「さて、何が必要でしょうか?」と問いかけをしておしまい。
そんな感じ。
それぞれ1時間以上話せるテーマを全体で1時間30分に凝縮した形。
話を聞かれた人はどう思ったかはわからないが、企業の話、親の話、そしてジョブコーチの話の3点セットは、僕自身、とてもおもしろかった。
いろいろな視点から物事を見ることの新鮮さを感じていた。
その日の午前中は、富士電機フロンティアにお邪魔して、職場を見せていただいた。
前回お邪魔したときから、さらにパワーアップした富士藤電機フロンティアを見せていただき、感心すること、驚くことしきり。
こうした会社がもっともっと増えていってくれればと思う。
夜は夜で、富士電機フロンティア、プラウ、そして我々の6人で、ひとしきり楽しいお酒を飲んで、四日市を後にした。