二日間の謹慎処分

 「あんな失礼なことはない。二日間出てこなくていい。」

そう言って、私は仕事を取り上げられた。返す言葉がみつからなかった。

二日間の謹慎処分!! (>_<) 子供の事以外で久し振りに大泣きをした。

そういえば、短大を卒業して銀行に就職した1年目のことを思い出した。

「相手に対して失礼でしょう。もう午後は仕事をしなくていい。」

そう言って、私の教育補助者は仕事を取り上げた。呆然としてただ座っていた私だった。

その時は何がなんだかという思いもあったが、今回は私の大きなミス。西部地域研修の最終日、最後の最後におかしてしまったミス。それを疲れのせいにし、人のせいにもした。自分でも直後にまずい!と感じたことを、それ以上に許せなかったんだろう。

仕事のパートナーに、言い訳は通用しない。パートナーは、最後まで私に対して怒りきる。フォローもなにもない。パ-トナーは仕事には妥協は許さないし、かなり厳しい。

私は、反省し、気を引き締めて臨んだ中部研修が終わった。ほっとした。 (*^_^*)

”身の丈以上のことはしない” が、信条の私だが、この二年かなり身の丈以上のことが役割になりつつあり、心の敷居が高くなりすぎていることを実感する。

そんなことを思いながら、聞いていた昨年の研修修了生の活動報告。

「僕も初めは不安で不安でしかたなかったんです。でもやれば何とかなるんです。」

淡々と、でも力強く発表する彼。この言葉に、なにをすればと迷っていた今年の受講生が、勇気付けられていた。

でも、一番元気をもらったのは私かもしれない。みんな、どこかで頑張っている。もう、謹慎は嫌だ。

(み)

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