「(努力すれば)成功は保証されないけれど、成長は保証される」
NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」の中の言葉。
「挑み続ける5人のすべてSMAPスペシャル」を何気なく見始めたら、いつの間にかぐいぐいと引き込まれていった。
すごい! やはり、彼らはプロだ! と…。
番組の最後に、5人に「プロフェッショナルとは?」と問いかける。
「一流の素人。一流の二流。最高の二番手…」
「前線から逃げない人…」
「人を否定することなく自分の与えられた仕事を責任を持って、その仕事の持っているメッセージを人に伝えて行く…」
「
チームワーク、仲間を大切にする人。自分の力以上のものを出すには、仲間だとか、チームワークを大事にする…」
「
明日を生きる人。今を生きるのは、勿論だけれど、一歩ニ歩先を行く…」
決して、スラスラとした答えではなく、一つ一つの言葉を一生懸命に考えて発している5人の姿がそこにあった。そして、20年間エンターテイメントの第一線で活躍し続けるため、ひたむきに、そしてがむしゃらに努力し続けてきた重みを感じた。
初期の頃の苦労など何も知らず、テレビ画面から流されてくる、バラエティやドラマでの5人の姿しか知らなかった僕には衝撃だった。
本当にすごい!
「プロ」という言葉の重さ!
「プロであり続けるため」の人知れぬ努力!
一方、この一年、いろいろな現場でジョブコーチ支援や、いろいろな場面で「就労支援のプロ」などと言われることも増えてきた。
自分の中にある「衝撃」の正体はまさしくそこだった。
自分ははたして、「プロ」と呼ばれるような仕事をしているのか?
それだけの厳しさで自分を見つめているのか?
この一年の自分のことを深く突き刺す番組だった。