今日は日長一日、パソコンに向かって、普段じっくりといじれなかった、EvernoteやGoodReaderと言ったソフトをじっくり触ったり、ツイッターなどで、日頃気になっていることなどをWebで眺めるともなく眺めていた。
あ、今日は、ホントに個人的な独り言です。
休日モードです。
僕の父親はかつて国鉄に勤め、電気関係の仕事をしていた。
家の中ではハンダの臭いや電機関係のものがそこここに転がっていた。「親の背中」とはよく言ったもので、今のパソコン好きなのはこの頃が大きな影響を与えているんだろう、と思う。
中学一年生の進路の適性検査。
先生が言った。「おまえはホントは理系向きだが、文系じゃないとダメだな」と。
他でもない僕自身は「赤緑色盲」(当時の表現を使っています)であの色々な丸がある検査では、何が書かれているか、全くわからず、当時は、「赤緑色盲は、理系の仕事に就くのは難しい」と言われていた。
とにもかくにも、僕自身は「文系」の道を歩み始め、大学時代は、教育学部の国語科、専門は児童文学を中心とした国語教育。その後、高校の国語の教師として社会人の生活をスタートさせた。
……「字の汚い漢字を知らない国語教師」と先輩や同僚から笑われていたが、それ以上に、どうしても古典や漢文が好きになれない自分が一番恥ずかしかった。
ガリ版刷りの時代から、ファクス原紙へ、そしてワープロ、パソコンの時代に移り変わろうとしていたが、一応は国語教師。
「パソコンなんて漢字を忘れる!」と頑なに拒否をしていた。
しかし、教材会社が、国語の教科書のテキストデータのフロッピーディスク(生産中止になりました。涙)をおまけにつけ始めた時から、態度は一変した。
試験問題を作るとき、舞姫だの山月記やこころだのを何時間かけて、書き写していたことか!
試験を休んだ生徒がいようものなら、たった一人のために、試験問題を再度作成し直さないといけないという、責め苦から解放されることの感激と共に、パソコンのすごさを認識するようになった。
また、表計算ソフトの登場も衝撃的だった。
足し算程度ならどうってこたぁないが、一度に順位が出てしまうのには驚いた!(爆)
マルチプラン(ほとんどの人は知らないだろうが…)、Lotus、Excel…。
そして、パソコン通信からインターネットへ。
これまた人とのつながりの可能性を感じた。
とりわけ、過疎の地域における情報の遅延が解消されれば! とすごく興奮してみんなに話しをしていた。(……あまり相手にされなかったが…)
ブラインドランナーの人たちに頼まれてパソコンを作ったり、ちょっとしたプログラムを作ったり……という具合に、ますます、泥沼にはまっていた。(笑)
iPhoneが出たときも「これだ!」と思った。
そして、iPadの登場。悩むこともなく、イヤ、ちょっと悩んだ振りをして、飛びついた。
更にiPhone4。
さすがに周りの白い目も気になるようになり、あまり手に入れたことを触れ回っていない。
でも、コミュニケーションツールとして、これらの情報機器は、使い方によっては、ものすごく幅が広がっていくのではないかと思っている。特に、iPadの使い道は……。
単なる「新しもの好き」という自覚もあるし、「熱し安く冷めやすいB型」とも言われ続けてきて、あながち外れてはいないとも思っている。
それでも、新しい機器の登場により、今までコミュニケーションなどができなかった人たちとのつながりができたりすること、それはとても楽しいことだと思う。
人とのつながりの広がりは世界の広がりに繋がっていく。
自分が知らなかった事を知ることは、とにかく楽しい。
だからこそ、同じくらいにインターネットの限界や危険性を認識し、機器に振り回されてはならない、と思う。
↓ Experia、iPhone3G、iPhone4、IPadを並べて喜ぶ!(^_^;)