入学式

 昨日は、特別支援学校の入学式。
 高等部、そしてその後、小・中学部という順番で行われた。

 入学式に出るなんて、何年ぶりだろう?
 先月、浜名特別支援学校の学校評議員を頼まれ、あわせて入学式のご案内が届き、「これは参加しなくては!」ということになったのだった。

 
 式の時間はそれぞれ25分程度。
 中には、なかなかじっとしていられない子どももいる。

 それでも、小学部、中学部、高等部と確実に子ども達の成長している姿がわかる。

 緊張いっぱいの新入学児童、生徒。
 そして保護者の方達。

 後、何年か後には、この中の誰かの就労支援をしていることになるんだろうか?
 そんな思いで、式に参加していた。

 式の最中、突然、「子どもの権利条約」の「世代間平等」という言葉を思い出した。

 今の社会を作り出しているのは大人の責任。
 僕たちは、次代を担う子ども達に、何を残してあげようとしてるのだろうか?

 ……でも、かつてはあれほど自分にとって身近な存在だった「子どもの権利条約」
 すっかり記憶の片隅に追いやってしまっていた事に、何とも言えない後ろめたさが…。

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