昨日の土曜日、「グループホーム・ケアホームの住人たちの本人交流会」(pdfファイル79KB)が行われた。
この交流会は、浜松インクルージョン研究会(聖隷クリストファー大学社会福祉学会)の「地域で暮らす障がい当事者の声を聴くためのプロジェクト」の一環として開催されたもの。
この「インクルージョン研究会」なるもの、障がいのある人の支援に関わる有志によって、毎月一回、聖隷クリストファー大学に集まって、「ソーシャルインクルージョンとはなんぞや!」みたいなことを色々と話し合っている。
昨年から始まったこの研究会。
支援者が一番当事者の思いを聞いていないのではないのか? という思いから、まずは、グループホーム、ケアホームで暮らす当事者の声・思いを聴こう! というのが今年の大きなテーマ。
この先、実際に本人達の声を聴きに行く前段階として、一緒に食事をして顔見知りになろう!
というのが今回の企画。
一部では、グループホーム毎に前に出てもらい、自分たちの生活をインタビュー形式で話してもらった。
参加したグループホーム、ケアホームは、8ヶ所(かな?)。全部で30名ほど。
障がいも色々、年齢も10代から50代まで様々。暮らしぶりも勿論。
二部ではミニコンサートを交えたバイキング。
食べながら各自が用意してきた「名刺交換」。
後半になると、それぞれのテーブルを離れて、お互いに名刺を交換する姿もちらほら。
この次ぎ、また、色々話を聞きに行かせて下さいね、ということで4時間近くに及ぶ交流会は終わった。
「地域で暮らす」ということとは、地域生活を支えるための「収入」をどう得ていくのか、ということに直結する。
年金ももちろん大切だが、地域で暮らすということは、「働く」ことと密接に関係する。
課題は勿論多い。
それでも、「地域で暮らす、地域で働く」 これをしっかりとテーマにしていかないといけない、と改めて思った。
(お)
おまけ
明日から、東京、埼玉に行ってきます。
何しに? 明後日から国立リハビリテーションセンターで行われる「サービス管理責任者指導者研修」なるのものに参加してきます。
自分から希望したわけではありませんが、とても勉強になるかと思っています。
現地からブログの更新ができれば、とも思っていますが…。(汗)