受講生決定通知

 先週末に締め切ったジョブコーチ研修の受講生募集。今回も定員を超える応募があり、選考をせざるを得なくなり、この一週間、何度も何度も受講申込を読み返したり、インターネットでホームページを見たりしてきた。

 色々な角度から検討を重ねた結果、この土曜日に、受講申込の結果を送った。
 お断りをするたびに、「申し訳ない」と思いつつも、結局、送付するのは味気ない一枚の用紙だけとなってしまい、本当に心苦しくなる。

 
 もっと、全国各地で有効な研修がなされれば良いのに、と思う。
 昨年度から、地域障害者職業センターが「「就業支援基礎研修」を開始したが、どれだけの受講生が集まっているのだろうか?

 また、先だっても、静岡県のサービス管理責任者研修の就労分野の講師をしてきたが、福祉サイドの就業支援に関する研修は、このサービス管理責任者の就労分野くらいしか見当たらない。しかし、この研修にしても、あくまでもサービス管理責任者の研修であるから、福祉から一般就労への具体的な流れやスキルを身につけるものでもない。
 福祉施設職員自身が、「働く」「就労」ということを真正面から考える研修が少ないが実態なのだと思う。

「基礎的な研修」…ベースとなる共通言語がまだまだ確立されていない中、「ジョブコーチ」という言葉だけが踊っているように思えてしまうのだが……。 
 

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