仕事を切り出す

 一昨日、ある事業所に行って担当者の方と職務の切り出しを行ってきた。

 その事業所は、既に何人かの障害者雇用をしており、ジョブコーチ支援で関わっているが、今後、特別支援学校の実習生の受入や、この先の障害者雇用の拡大に向けて、どんな仕事があるのだろうか? ということで、この日が設定されたのだった。

 
 具体的な「誰か」がいるわけでもなく、すぐさま雇用を迫られているわけでもない中での仕事の切り出しのため、まっすぐに「仕事」を見ることができた。

 それこそ、イメージが次から次へとわいてきて、時としては話しが横道にそれたりもする。
「それだったら、こんな仕事もできると良いかなぁ?」
「その仕事の注意点は?」 
「その仕事は、どんな事を作業者に要求しているのか?」等々……。

 その事業所と関係性が一定できているからこそ、しっかりとした話しができるのだと思うのだが、関係性のない所に入っていき、職務を切り出すのは、本当に高い能力が要求されることだと思う。

 非常にハードルが高い仕事で、パッとみてパッと提案する、というわけにはなかなかいかない。何よりも、その事業所の事を理解することなくして、こちらの提案はできない。

 まずは、どうやって、その「事業所」そのものを理解するのか?
 その答えはまだまだ見つからず、手探り状態。
 道は遠い! (^^;)

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