地域における就労支援の在り方に関する研究会の報告書を読んで見て、素朴な疑問。
ハローワーク、地域障害者職業センター、就業・生活支援センター、就労移行支援事業所ときて、「ジョブコーチ」が続く。就労支援機関が並ぶ中に「ジョブコーチ」という「人」が出てくるような感じを受ける。
支援機関としては、「ジョブコーチ支援事業に取り組む認定法人」の在り様についても検討して行く必要があると思う。
今年度の障害者職業総合センターの平成24年度の調査研究計画の中に、
4、国の政策立案に資する研究 の中に「ジョブコーチ支援制度の現状と課題に関する調査研究」がある。
先の研究会の報告書でも「ジョブコーチに関しては、今後ますますその重要性が高まると考えられるが、今後は企業や障害者等の様々なニーズに対応するため、ジョブコーチ支援制度の見直しについて検討すべきである」とまとめられている。
様々な「ジョブコーチ」が混在している今の状況の中にあって、「ジョブコーチをジョブコーチをたらしめるもの」を確立し、日本におけるジョブコーチの在り方をしっかりと定めて行く時期が来ている事を実感する。
平成24年度障害者職業センター調査研究計画は下記URLです。
http://www.nivr.jeed.or.jp/plan/h18_outline.html