事務所の机の横に、ほとんど使われることのない一台のノートパソコン。
東芝のLibretto。OSはWindowsME。ハードディスクは10G。
でも、WordもExcelも一太郎も入っている。2006年のFESPICの際には、マレーシアまで持って行き、とっても重宝したものだった。
それ以降は、とんと使うこともなくなっていた。
新しいものが好きだけれど、一方、古いものも捨てられない自分。
パソコンにしてもプリンタにしても、修理に出すよりも買い換えた方が、安くつくことが多い。
以前、パソコンを教えていた人たちから、買い換えの相談があるたびに、いらなくなったものをもらって、それなりに直す。使える部品やパーツはとっておく。
そして、使いたいという人があれば、使ってもらう。
だから、家の中には、がらくたのようなものがいっぱいある。
本当にもったいないよなぁ…。
そう思いつつも、さて、このLibretto、どうしようか? と。
誰か、どこかで使ってくれないだろうか?
いつ故障して動かなくなるか、わからないけれど、ちゃんと動く。
……… もし、どなたか欲しい人がいたら、言ってきてください。使ってあげてください。
昔、某出版社から頼まれて「大切なもの」というタイトルでエッセイを書いた。
古いハードディスクから、引っ張り出して読み返した。
「ないよりもあったほうが良いものはたくさんある。アレも、コレも、いっぱい、いっぱい欲しいものはあるけれど、本当に、本当に必要なものは何だろう?
これがないと生きていけないというものは何だろう?
逆に、絶対に失いたくないもの、失ってはならないものは何だろう?
これを失ったら、自分の人生そのものが失われてしまうようなものは…?」
(お)
興味のある方はどうぞ… 恥ずかしいですが…。 (^_^;
「たいせつなもの」(2004/09) PDFファイル88KB