株式会社ひなりさんが、農業付帯の軽作業請負業務の管理者を新規募集している。
同社は、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(CTC)の100%出資子会社として、2010年4月1日に誕生し、農業の請負作業の拠点を地元、浜松で展開している。
事業が始まる前にお会いする機会があり、その後、中核となるお二人が2号ジョブコーチの養成研修を受講された。
それ以来のおつきあいとなっている。
先だっても、障害者職業総合センターの研究員の方が来られたときも、ひなりさんにお邪魔し、一緒に話を聞き、先月末には三つ葉の下葉取り作業を水野と二人、ゆっくり見させていただいた。
去年、何も形がなかったところから、着実に新しい働き方を生み出している。
一人の管理者の元に3人ほどのチームを組んで、農業を中心とした作業を請け負ってくるのだ。
勿論、課題はある。
非常に曖昧な農作業をどのようにして、一人一人に理解できるように、言語化し、可視化していくか?
そのためには、標準工程をどのように分析するか?
請負農家からの仕事の切り出し……。
それでも、一つずつ着実に前に進み、形にしているひなりさんのすごさを思う。
浜松の地で、新しい形が作られればと思うし、自分たちにできることは何かあるのだろうか? そう思う。
です。