ジョブコーチ?

 昨日は愛知県の豊川市の東三河社会就労センター連絡協議会の「就労研修会」に呼ばれて話しをしてきた。

 話しを終え事務所に戻るとメールが届いていた。

「最近の就労研修会では就職させることばかりが先に立つように感じる中で、本日はとても有意義な研修であり、大変勉強になりました」と。

 研修の中でも、最近の課題・問題として感じていることとして

1、行政指導のありかた

2、企業の「とりあえず雇用」

3、支援者の「まずは就労」「いつまでも支援」

4、本人の働く「意欲」

があり、非常に「拙速」な感じ、「丁寧さの欠如」があるということ。。

 そして、いわゆる「ジョブコーチ」をはじめ、色々な肩書きをもった「支援者」が雇用現場に入っているが、現場から見たら

1、「部外者」が、 2、「障害者」と一緒に 3、現場に入ってくる

 ということに変わりはなく、ジョブコーチだろうが、ジョブサポーターだろうが支援ワーカーだろうが関係ないのだ。

 そんなことを話してきた。

 3時間の研修の中、一つの事例について意見交換をしたりする中、皆さんの鋭い視点にこれまた驚かされたりするが、一番「勉強させてもらっている」のは我々自身だと毎度の事ながら思う。

「天に唾する」という言葉があるように、こうした場所で話しをすることは、他でもない、自分たちへの問いかけに他ならないと思う。

「偉そうなこといって!」とは決して言われないようにしないと、と……。

(お)

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