昨日、今日の二日間、第23回静岡県作業療法学会が開かれており、昨日の土曜日のセミナー講師として、話しをさせていただいた。
 若い人たちのパワー、23回という長い歴史、そしてこの春の一般社団法人化…、等々、圧倒されることばかりだった。

 大会のテーマは「現在(いま)やらまいか!途切れることのない支援に向けて」というものだった。

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「浜松手をつなぐ育成会」が行っている、タイトルの研修会の講師をしてきた。
 僕に与えられたテーマは「障害者の就労支援の現状」。
 今年で三年目になる。

 この「ボランティアリーダー育成研修会」というもの、知的発達障がい児・者に対する接し方や、その障害及び福祉についての理解を深めてもらうなど、福祉ボランティアリーダーとしての知識と、技術を身に付けるとともに、青少年の社会参加の機会と活躍の場を提供し、心身ともに健康な青少年リーダーを育成する」という目的で今年で10回目となる研修とのこと。

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090219 三重県立特別支援学校 西日野にじ学園の「進路講演会」に招かれ、話をさせてもらった。
 この講演会は、四日市市就業・生活支援センター「プラウ」とにじ学園の共催で行われたもので、特例子会社の三重電気フロンティアの中川さんと水野、そして僕の3人で、保護者向けと支援者向けにそれぞれ話をするという形式だった。

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 11/26に、育成会の中学校部会主催の勉強会に講師として呼んでいただいた。小学校、中学校の発達学級に在籍している子供さんのご家族で27名が参加された。

 健常者の将来は、何十年後であっても、自分が来た道、行く道だから当然わかっている。だが、障害を持った子供の将来のイメージを掴むことは非常に難しく、自分とセットで物事を考えがちになっている母親は、不安で不安で仕方がない。だから、学校以外の情報を得たいという気持ちは本当に強いと思う。

 私が話をさせていただいた内容は、

①国の方向性、県の取り組み、市の動き

②ジョブコーチは家族支援でどんなことをしているのか(事例紹介)

③企業が雇用しないのは何故?では雇用している企業の理由は?

④企業はどんな人を求めているの?

⑤実際にどんなところで働いているの?(映像で紹介)

⑥地域にでて暮らすといくらかかるの?親はどれだけお金を払い続けるの?

⑦就労に向けてどんなことを意識していけばいいの?

 途中で質疑応答も加え、2時間半、盛り沢山の内容になった。

 でも私が、伝えたかったのは三つ。

 一つ目は関先生の言葉、

“人は一定の年齢がきたら当たり前に働くんだ” 

この意識を親子共に持ちながら生活することが大切だということ。

二つ目は、障害を持っていたって、思春期になれば、親は「うざい」存在になる。だから、「一緒に死ぬからいい」 そう頑なに思っているお母さんは、考えを変えて欲しいということ。

そして、三つ目、我が子を地域社会に出し、人の手に委ね、お母さんも幸せになろうよ、なれるんだよ。これはいつも呪文のように自分にも言い聞かせている。

 三日後感想が届いた。

・母親としての子供への関わり方と、意識の置き方を再度教わり心強くなり、希望を持つ方法を教えて頂けたと思います。

・就労に向けて何をしていけばいいのか、まだ何も知らなかったので、就労移行支援事業所や就業・生活支援センターの存在を今回初めて知りました。

・一般就労できるようになるかまだまだ先が見えないのですが本人に働くことをもっともっと意識してもらおうと思っています。

・今家の子供は中2でまだ就労という実感もなく、先もよく分からない状態です。学校以外の相談窓口がないので、卒業後は不安に感じてましたが今日のお話を聞いて心強く感じました。

 お母さん達が、少し安心感を持てたなら私は本当に嬉しい。母親が元気がないと子供も不安定になる。私がすべてやらなければと背負い込んだり、助けはもらえないと母親が孤独にならないように、社会全体で支援しなければいけない。親だからこそできること、親だからこそできないこと・・・当然ある。それを自覚して、よい支援者を見つけて欲しい。

 そして支援者は、母親の不安を、ひとつひとつ丁寧に消していく作業を通しながら信頼を得て、「あなたとなら、また少しくらい苦労してもいい、頑張ってみる。」 と、母親に思ってもらえる、そんな支援者になって欲しい。(み)

 昨日は愛知県の豊川市の東三河社会就労センター連絡協議会の「就労研修会」に呼ばれて話しをしてきた。

 話しを終え事務所に戻るとメールが届いていた。

「最近の就労研修会では就職させることばかりが先に立つように感じる中で、本日はとても有意義な研修であり、大変勉強になりました」と。

 研修の中でも、最近の課題・問題として感じていることとして

1、行政指導のありかた

2、企業の「とりあえず雇用」

3、支援者の「まずは就労」「いつまでも支援」

4、本人の働く「意欲」

があり、非常に「拙速」な感じ、「丁寧さの欠如」があるということ。。

 そして、いわゆる「ジョブコーチ」をはじめ、色々な肩書きをもった「支援者」が雇用現場に入っているが、現場から見たら

1、「部外者」が、 2、「障害者」と一緒に 3、現場に入ってくる

 ということに変わりはなく、ジョブコーチだろうが、ジョブサポーターだろうが支援ワーカーだろうが関係ないのだ。

 そんなことを話してきた。

 3時間の研修の中、一つの事例について意見交換をしたりする中、皆さんの鋭い視点にこれまた驚かされたりするが、一番「勉強させてもらっている」のは我々自身だと毎度の事ながら思う。

「天に唾する」という言葉があるように、こうした場所で話しをすることは、他でもない、自分たちへの問いかけに他ならないと思う。

「偉そうなこといって!」とは決して言われないようにしないと、と……。

(お)

 先週の土曜日、東京の社会福祉法人「櫂」のお招きで、「地域ジョブサポーター養成講座」に出かけて話しをする機会があった。

 この講座の話しをお聞きした時、「ジョブコーチの養成研修の一環?」と思ったがそうではなかった。
「地域での身近な支え手の存在」の重要性から、「地域で支える仕組みを講座を通して一緒に考える」ということ、そしてそのための「ジョブサポーターの養成とネットワークづくり」を行うというものだった。

 参加者は10数名と少人数だったが、地域のNPO法人、当事者、家族が一緒になって話し合いを行う場所は、とても楽しく、私たち自身が勉強することができた。

「地域でのネットワーク」「連携」という言葉がアチコチで聞かれるが、「本音を言い合える関係」、「Yes、No をきちんと伝えられる関係」の大切さを改めて思った。
「まだまだ小さなネットワークで、これから色々と作っていきたいです」と言われていたが、我々も何ができるのだろうか? と考えることしきり。

「身の丈以上のことはしない」ということも大事だが、自分たちの「身長を測り直す」こともしなくてはならないのだな、と。

…個人的には体重測定をしないといけないが、そちらには目をつぶっている
 (;^_^A アセアセ…

 僕も理事をやっている「浜松手をつなぐ育成会」では、標記のボランティアリーダーを育成しています。

 対象は高校生以上の学生や一般20名ということだが、今年度も皆(?)高校生か大学生。

 僕の与えられたテーマは「障害者の就労支援の実際」で、障害者の就労の現状や、行政・企業の取組、就労施策・制度、ジョブコーチの役割等々、ということでした。

 1時間半という限られた時間の中、何を話そうかと思いましたが、「皆さんがはたらく、ってどういうことなの?」「障害者がはたらくということと、皆さんがはたらくということは、どこが違うの?」など、障害者がはたらいている現場の映像も織り交ぜながら、「授業」を行ってきました。

 そう、まさしく「授業」でした。

 普段も「講義」というよりも「授業」形式が多いのですが、聞いている皆さんの年齢も若く、昔に戻ったような錯覚を覚えました。

 みんな、とっても「いい目」をしていました。

 こうした若い人たちが育っていくために、僕たちにできることは何だろう? などと考えながらも、とっても楽しいひとときを過ごすことができました。

 昨日28日は、愛知県産業労働部が行っている「平成20年度障害者就労支援者育成事業」の「就労支援者養成研修」の講座の一コマを行ってきました。

 講義のタイトルは、先の桑名市と同じ「就労支援者のめざすもの」。ただし、今回は、明確に就労支援者育成ということで、内容については、受講生にあわせて変えました。

 特に、水野の方から一つのケースとして「家族支援の事例」を報告しました。

 参加者の方々は皆、とても熱心で、一生懸命でした。

 この研修は「社会福祉法人AJU自立の家」が事務・運営を行っています。

 最近、就労支援者の養成研修などが行われていますが、一つの参考になるかと思います。

 AJU自立の家の就労支援者養成研修の詳細はこちらです。

 カリキュラムなども含め、とてもしっかりしていると思います。

Cimg0127 和歌山県での帰り道、三重県桑名市にある、障害者総合相談支援センター「そういん」主催の講座で、2時間ほどお話しをしてきました。

 この「総合支援センターそういん」は今年から就業・生活支援センターとしても活動をはじめられたということで、「2008そういん企画・連続講座」として、この先、各種講座を企画していくとのこと。その第一回目としての講座でした。本当に僕で良いの? という思いもありましたが…。

 今年、三重県の四日市市で、就業・生活支援センタープラウから講座の依頼を受けて、お話しをした際に、そういんで就労支援ワーカーをしている廣田さんが僕の話を聞いており、今回の企画になったとのこと。

 話のタイトルは「就労支援者は何をめざすのか?」。これは、今度18日に名古屋での研修会でも話をするタイトルです。

 我々支援者のゴールはなんなのでしょうか?

 話の中でも触れたのですが、今の就労支援や障害者の雇用現場は、就労することがゴールで、100m競争を全力で走り、101mで転んでしまっている、そんな感じを受けます。

 障害のある人たちが働くことは、「はたらき続けてこそ」価値がでてくるわけで、100mのゴールの先、さらに1万m、いえいえ42.195kmを走り続けるようなものだと思うのですが。

 和歌山県でもそうしたことを皆さんと話し合ってきました。

 6日間に及ぶ研修と比べ、あっという間の2時間でしたが、ひたすらしゃべりまくってきた、という感じです。皆さんはどのように受け止めてくれたのでしょうか?

 これで、ようやく、浜松に帰ることができます。

 つらいことは二つ。

 しっかり太ってしまったことと、あちこちで対応しないといけない支援が、手ぐすねを引いてまっているということです…。(汗)